12月7日に【三腔調整とセラピストのための身体作り】が開催されました。
講師:鳴海裕平先生( OT、 TACTリハビリテーション研究会代表 )
※今回は、特別に同じ内容より
version upしているとのこと!!
感謝。
キーワードは《 体質を変えること 》
では、体質とはなんでしょう?
ここから考えることから始まります。
1、体質を変えるために【 身体の機能を戻す 】
⇒AM:三腔調整
2、体質を変えるために【 身体の動きを引き出す 】
⇒PM:ボディワーク
《 三腔調整 》
口腔-胸腔-腹腔の繋がりを理解しアプローチする。
その前に
+αとして
胸骨-肋骨間の内臓反射点(圧痛点)をリリースする手技を教えて頂きました。
※同調することで、共鳴し同化させる。
⇒内臓の滞りをリリースする。圧痛点の解消
面白いことに、圧痛点の関係性で《 SLR、前屈、後屈、重心の上下 》などが変化していました。
~口腔/頚部の調整~
1、篩骨・上顎骨のソフト矯正
2、下顎・咽頭の調整(アイーンですよ笑)
~胸腔の調整~
二つのラインをもとに、それぞれの流れや動きを分離。
1、胸郭の外側面の調整
2、胸郭の前面の調整
3、胸郭の上部の調整
どんどん、ゆるんできますね。
~腹腔の調整~
1、殿筋周囲の調整
2、仙腸関節、恥骨結合、隔膜の調整
《 ボディワーク 》
1~4軸の重要性と関係性を理解しアプローチする。
1、「上肢の軸調整」と「下肢の軸調整」による起き上がりなどの動作改善
2、タッチすることで筋収縮を起こし、上肢の重心と下肢の重心を操作。
部位はクロスポイントを参考→高橋龍三図書
3、のび太体操+αタッチ
これです。
そして+αタッチで、大腰筋・ハムストが促通され、2軸、3軸、4軸が活性化される。
4、ゆる体操→高岡英夫参考図書
ボディワーク1~4を実践することで、グランディング・センタリングが形成される。
※ここだけの話…
脳卒中などの感覚障害を患っている患者さんには
タッチによる筋収縮は起こらないので注意が必要ですよ!!
→そのためにはどうするか? 次の内容のセミナーがあるらしいです(笑)
ちなみに、すべての内容がセルフエクササイズであり、治療手技となります。
自分でセルフコンディショニングも良し、
患者さんに施すも良し、セルフトレーニングとして指導するも良し。
最後は〈 鳴海セミナー 〉恒例の手相占い。
しっかり順番待ちとなっています。笑
本日、紹介されていた参考図書です。
さぁ、書店へGO!!!
クロスポイント: 高橋龍三先生
10秒で疲れをとる! カラダスイッチ(絶版/中古のみ)
人体のスイッチ -筋肉の交差点「クロスポイント」で3倍速回復!!- (美人開花シリーズ)
※この2冊は比較的わかりやすい(全ページカラー、一般向け)。
体軸(1~4軸)系:高岡英夫先生
究極の身体 (講談社+α文庫)
センター・体軸・正中線―自分の中の天才を呼びさます
高岡英夫の独特な言い回しが気にならなければ、良書と感じるはずです。一般向けなのでほとんどエビデンスや理論は省かれています。
しかし、視野が広がるのは間違いない。
ゆる体操:高岡英夫先生
「ゆるめる」身体学(長いです。読むのに時間がかかります。)
関連記事:
→
鳴海先生セミナー報告。vol.1:写真あり
《 胸腔が調っても、中臀筋が邪魔をして下肢との連結を邪魔をしてしまうことが往々にしてあります。 》
→
鳴海先生セミナー報告。vol.2:写真あり
《 バランスを整えたあとはセンタリング。いわゆる体軸作りです。グラウンディングで地に足がついた後は、脊柱がしっかり伸展していく活動を出します。 》
※この記事より詳しいです。
- セミナー企画活動/ITラボ -
H26,セミナー/講習会:今後の予定
今年の全日程はすべて終了しました。
※受講された先生方、サポートして頂いた皆様、引き受けて頂いた講師陣、ITラボスタッフ
セミナー企画活動に関わった皆様のお蔭で無事に終えることができました。大きな感謝。
また来年もよろしくお願いいたします。
-■□段取り中のセミナー/勉強会□■-
―治療研究家 今村泰丈 ―:セラピーワーク(3月1日)
岩手セラピー研究会 代表
―オステオパシー 山端次郎(
Jay Yamahata)―内臓マニピュレーションⅠ・Ⅱ(3月28/29日)
―体軸セラピスト 波多野征美―:トリガーポイント・リリース(4月26日)
『痛みの治療なら波田野に任せちゃいなYO!!』トリガーポイントと体軸を極めるブログ
OPA 代表
※12月7日、現在
※セミナーや勉強会の宣伝版・告知としてもご利用ください。
→一報くだされば記事にして告知します。