行ってきました
フラットぷらっと2015 in沖縄。
テーマ
【技】
ポスター無し、実技のみ
対象は観客のセラピスト。
本やDVDを出している有名な先生から
僕と経験年数が変わらない若手の先生まで
多くのセラピストの発表があり、
発表者の数だけ色がありました。
若手が偉そうですが、
僕も[似た様な]臨床をしているな
と思う場面もありました。
しかし、
[似た様な]ことの中に
質の違い が多くある事は
すぐに分かりました。
視点の多さ、見抜く力、
感じ取れる事の多さ、リスク管理、
どれをとっても目の前にいる方の
凄さが伝わってきました。
内容として、
個人的に気になったのは
《揺すり・揺らぎ》を
評価や治療に使われている方が多かったこと。
その強さや大きさや方向や波数は
人により目的が違うのか
バラバラだったように思います。
[波・波長・周波数]
などがますます気になりました。
また、その状況にあった
固有振動があるんではないか、
と思ったり思わなかったり。
押圧の強弱とベクトルだけじゃなく
《揺すり・揺らぎ》も
意識してみようと思いました。
徒手で何Hzまで可能なんだろう。
また、
《粘弾性・たわみ》
こういったワードが思い当たりました。
骨・関節を絡めた たわみは
衝撃的でしたが、
(骨の捻転を意識したり
上下・それ以降の関節の意識など)
最近は筋・筋膜が気になっていて
その構造や形状記憶や
動作における学習など
どこまで可能なんだろう
と思うこともありました。
筋膜がないと、
筋は収縮ができないそうです。
筋膜がないと、収縮した場合
いわば、
ミンチされた肉
リリースするだけしていいのか、
硬さのよりどころや
言えば、重さのよりどころなどを
無くしてしまってい良いのか、
でも、行きつくは水のような身体なのか、、、
話がとびました。
実技されていた先生の中には、
勿論、
オーソドックスを突き詰めた
治療展開をするベテランの方も居つつ
感覚・感性重視で
一方変わった評価をする方も居て
色んな先生、色んなやり方が
あるなーと思いました。
ふと思ったのは、
学術発表にてエビデンスをあげ、
セラピストの存在価値をあげたいこの業界で
一般の人と「似た様な」ことをしながらも
結果を出せる人だけがデータを集めたら
エビデンスは
今以上に上がるんだろうと
思いました。
当たり前ですね
感覚・感性による客観視しにくい部分が
結果を多く出す要因だった場合、
やはりこの業界は
難しいと思いつつ、
少しでも客観的に人に伝えられるくらいに
結果を出せる人になろう、
と、ふつふつと思うことがありました。
結局は○○法とか手技じゃなくて
やっぱり、
セラピスト次第で
そこには
感性があっても良いのでは
(評価も「無意識」「なんとなく」があると思うので)
と思いました。
ぷらっと立ち寄った割には
色々と考えさせられる旅でした。
企画・実行に携わった方、
本当にお疲れさまでした。
終わります。