2016年07月06日19:45
脊柱の歪みについてどう考えますか?
カテゴリー │セミナー・講習会の紹介
皆さんは、
脊柱の歪みについて
どういう捉え方がありますか?

全体的な脊柱の歪みや大小ある側彎は、
基本的には習慣に依存するのではないでしょうか。
例えば、
・老齢に伴う脊柱の退行変性
(頸ー胸椎弯曲↑、腰椎後弯位)
・仕事上の姿勢
(デスクワークでの猫背、頭部前方突出位など)
・スポーツなどの反復動作
(特に片手足を中心に使ったり、片側への回旋運動など)
・メンタル(内向的だと顔をうつむきがちなど)
・既往疾患によるもの
(僕自身の例でいうと、幼少期のひどい喘息から、上部胸郭・右下部胸郭下制⇒頚胸椎の弯曲増大や軽度の側彎など)
以上のようなことが要因の一つに挙げられるのではないでしょうか。
さてここで…
1つの脊椎が偏移していること
に対してはどうでしょう…
一見、何も脊柱に歪みがないように見える
患者さんだったとしても、、
棘突起を1つ1つ触れていくと
1つの脊椎だけが偏移している
ということを、発見することがあると思います。
(あるいは離れてもう1つ2つ偏移がある、
全体的に左右にぼこぼこと偏移している人もいるかもしれません)。
もちろんその脊椎1つの偏移が、
上半身からの下行性の重さと
床から返る上行性の反力との
力学的な応力が、
上手く干渉しないことによる《ひずみ》
が原因に挙げられる可能性もありますが、
ここで、もう1つの推論の選択に
「各臓器の関連脊椎が影響を受けている」
可能性を頭に入れています。
その臓器が
偏った食生活や精神的なストレスを受け、
臓器を圧縮したり、
隣り合う臓器との滑走不全
が起こっている可能性があります。
もっというと、
臓器は体幹筋の中に収められており、
筋肉と隣り合わせのこともあります
例えば、
肝臓や胃⇒横隔膜、
腎臓⇒大腰筋など

(本当はもっと切り離せずに
色々な「膜や靭帯」を通しての関連性があります)
さきほど挙げた「各臓器と関連脊椎」を
ここでは申し上げることはできませんが、
各臓器が脊椎一つとの関連がある
ということは、カイロプラクティックやオステオパシーでは
一般的な内容のようです。
また、学生の頃には
「関連痛」といって
臓器の不調が体表面に痛みとして現れることがある
と習ったと思います。

これらの領域に疼痛を訴える場合
「臓器」からの影響を
頭に入れる必要があると考えます。
また、内臓器官の多くは
副交感神経系の支配を受けます。
今週末開催の
自然治癒力を高める
~障害予防×内臓調整セミナー~
では、
臓器と筋骨格の関わりや
自律神経から患者様の回復力を
考える機会となっています。
http://okinawatheraphy.ti-da.net/e8640887.html
まだ、若干名空きがありますので
興味がある方は
ご連絡のほどよろしくお願いいたします。
沖縄ITラボ 渡部
脊柱の歪みについて
どういう捉え方がありますか?

全体的な脊柱の歪みや大小ある側彎は、
基本的には習慣に依存するのではないでしょうか。
例えば、
・老齢に伴う脊柱の退行変性
(頸ー胸椎弯曲↑、腰椎後弯位)
・仕事上の姿勢
(デスクワークでの猫背、頭部前方突出位など)
・スポーツなどの反復動作
(特に片手足を中心に使ったり、片側への回旋運動など)
・メンタル(内向的だと顔をうつむきがちなど)
・既往疾患によるもの
(僕自身の例でいうと、幼少期のひどい喘息から、上部胸郭・右下部胸郭下制⇒頚胸椎の弯曲増大や軽度の側彎など)
以上のようなことが要因の一つに挙げられるのではないでしょうか。
さてここで…
1つの脊椎が偏移していること
に対してはどうでしょう…
一見、何も脊柱に歪みがないように見える
患者さんだったとしても、、
棘突起を1つ1つ触れていくと
1つの脊椎だけが偏移している
ということを、発見することがあると思います。
(あるいは離れてもう1つ2つ偏移がある、
全体的に左右にぼこぼこと偏移している人もいるかもしれません)。
もちろんその脊椎1つの偏移が、
上半身からの下行性の重さと
床から返る上行性の反力との
力学的な応力が、
上手く干渉しないことによる《ひずみ》
が原因に挙げられる可能性もありますが、
ここで、もう1つの推論の選択に
「各臓器の関連脊椎が影響を受けている」
可能性を頭に入れています。
その臓器が
偏った食生活や精神的なストレスを受け、
臓器を圧縮したり、
隣り合う臓器との滑走不全
が起こっている可能性があります。
もっというと、
臓器は体幹筋の中に収められており、
筋肉と隣り合わせのこともあります
例えば、
肝臓や胃⇒横隔膜、
腎臓⇒大腰筋など

(本当はもっと切り離せずに
色々な「膜や靭帯」を通しての関連性があります)
さきほど挙げた「各臓器と関連脊椎」を
ここでは申し上げることはできませんが、
各臓器が脊椎一つとの関連がある
ということは、カイロプラクティックやオステオパシーでは
一般的な内容のようです。
また、学生の頃には
「関連痛」といって
臓器の不調が体表面に痛みとして現れることがある
と習ったと思います。

これらの領域に疼痛を訴える場合
「臓器」からの影響を
頭に入れる必要があると考えます。
また、内臓器官の多くは
副交感神経系の支配を受けます。
今週末開催の
自然治癒力を高める
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では、
臓器と筋骨格の関わりや
自律神経から患者様の回復力を
考える機会となっています。
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まだ、若干名空きがありますので
興味がある方は
ご連絡のほどよろしくお願いいたします。
沖縄ITラボ 渡部
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