膜の概念・頭蓋と身体のつながりⅠを受けて

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ご無沙汰しています。
沖縄ITラボの渡部です。

私生活の方でパタパタして
ブログを放置していました。

勉強会の案内や
自身の整理のための
アウトプットなど
更新していきます。





先日、

日本オステオパシープロフェッショナル協会(JOPA)の

〈膜の概念・頭蓋と身体のつながりⅠ〉


参加してましたので、

感想や課題などを挙げています。











と言えば、

今は筋膜という言葉が

テレビでも出てくるように



業界を問わず、

身体の症状を捉える上で

パラダイムとなっているように思います。



その膜は、

筋膜のみならず、



脳や脊髄を包む 硬膜

臓器を包む 胸膜や腹膜

下肢の各関節や骨盤底・胸郭上孔など

身体各所に存在する 隔膜



など幅広く存在しているようです。





その中の隔膜について、、



隔膜は意識・無意識によって

コントロールされているようです。



意識的なコントロールといえば

(意識的に)呼吸したときの横隔膜。



また、

無意識なコントロールの話で

気付きがあったのは、

静脈血の還流について。








静脈血の還流は

「筋肉の作用により起きている」

というのが一般的ですが、



講義中に納得させられたのは、

『それじゃあ、夜寝ているときは

静脈血は流れていないのですか?』

という講師の質問。



答えを言うと、

静脈血の還流には、

先に挙げた〈隔膜〉と呼吸が

関わっているとのこと。



それだけ大事な組織で

大事な概念のようです。



しかし、学生の頃は

その概念や解剖のことなど

深く習う機会がなく、

新たに勉強していかなくては

と感じました。







実技の中では、

〔脊柱内の靭帯を捉え、リリースする〕

というものがあり、



その時に

重要だと感じたことが



解剖学の知識

☑イメージ力

☑手の感覚


 (変化が起こっている時に

色んな感覚で感じ取る力)



が大事だと感じました。



意識を合わせると、

手の圧を変えなくても

〈手に触れている感覚が変化する〉

ということも。



人から見ると

皮膚をただ触れている

ように見えるだけ、



しかし、施術者の中では



浅筋膜をこえて、深筋膜を触れる

棘間靭帯をこえて、黄色靭帯を触れる



というようなことを体感しています。



そういったことを捉える為には

先ほどあげた、

解剖学の知識

(特に習ったことがない

 色々な部位・層の膜)

イメージする力
(フォーカス、波長を合わせる感覚)

が不可欠だと実感しました。







さらに、個人的に強い課題は

それを触れる手の形づくり

(シェイピング)

だと感じました。





(コップを持つ手の形)





実技の最中に

インストラクターの方が、

『今、自分がどこで

つまづいているのか明確にするように。

じゃないと、技術は伸びていかない。』

と仰っていて、

色んな場面で大切な教訓を

考えさせたりしました。



この講義を受けて

反省点と同時に伸びるポイントが

たくさん見つかったと思います。




講師やセッティング頂いた先生方
ありがとうございました。


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