長嶺さんセミナー共有

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去った2/13-14は

《長崎徒手療法研究会》より
代表の長嶺一紀先生をお招きし

セミナーを開催させて頂きました。

初日は
【上位頸椎セミナー】



上位頸椎は頭部の隣接であり、
視覚と連携したバランス反応の要でもあります。
また、硬膜が付着することによる
全身との繋がり(自然治癒力)、
頭痛や上肢痛、内臓機能との
関連が現れやすい部位でもあります。





今回は特に

*抗重力的に陥りやすい姿勢緊張パターン

*頸椎の解剖から胸郭との関連性、

 自律神経との繋がり

*口腔とバランス反応の関係

*嚥下や聴覚、前庭との関連

*頚部に付着する筋のリリース

 嚥下やバランスに関わる筋を捉えられるのは

 STさんとの連携にも繋がる

 貴重な機会だったのではないでしょうか。

*眼球運動-頚部筋から波及する

 アナトミートレインの効かし方

を学ぶことができました。





「内臓とのつながり」については
時間の関係上、講義いただけなかったので
受講者へ「動画」が配信されることになっています。
フォローまで大変ありがたいです。


短い時間に凝縮された内容と
正直に普段触り慣れない部位に
ついていくのがやっとでしたが、
貴重な機会となりました。





また、翌朝には少人数制で

【内臓調整セミナー】

まで行っていただきました。



会場は、

頭痛・肩こりを専門に開業している

嶺井大輔先生の治療院を

ご利用させて頂きました。






今回は少人数制でしたが

今回の参加者はどなたも

治療の中で「内臓」を意識された方だったので

「復習」「応用」に近いスタンスで

内容が進んでいきました。




講義のはじめには

*全部の臓器を絵に書き出し

お互いの臓器との物理的・生理的な繋がりから

栄養素の話をしていただいて

包括的に内臓を捉えることができた


のではないかと思います。







実技では

反射点や付随する関節の可動域・軽さを指標

効果の判断をしていきました。




臓器の可動性や自動性を

引き出すタッチは繊細さも必要ですが

意図やイメージもかなり重要です。

※筋・骨格も同じだと思います。

内臓や膜は、より〈意図〉を拾うのか

当日の実技でも、

触ったそばからみなさんのお腹が

ぐるぐると音を立てることも

しばしばでした^^








「内臓」ときくと少し抵抗を

持たれる方も少なくないと思います。

ただ、内臓を包んでいる

「膜」があることを思い浮かべると

PTでも馴染みの深い「筋膜」

と繋がりを持てるのではないでしょうか。



「関連痛」は学生の頃習ったように

心臓や胃が左肩や左上肢痛に、

肝臓や胆嚢が右肩や右上肢痛に


それを引き起こすことがあります。


臨床上、

横隔膜のリリース中など

上記の繋がりを経験することも

あるのではないでしょうか。



また、

アナトミートレインは経絡に似ている

というのは業界でも周知されていて

それぞれの臓器が抱えやすいメンタルや栄養の観点は

筋膜・膜に投影されるようです。

(足ツボや手のツボもあるように)


という事も踏まえて

今度は7月に人数も拡大して

内臓調整のセミナー

開催されます。

さらに、障害予防学

サイト運営をされている先生も

同時にお招きします。

また、追って情報をお伝えします。



話は戻って、

今回、長嶺先生には

地元である沖縄への帰省中にも関わらず、

貴重な時間をセミナーに割いて頂きました。


また、懇親会では、

セミナーと同じくらいの量と

貴重な情報を頂きました。

本当に有難うございました!



また、受講生のみなさんも土曜の夜と

バレンタインデーの朝にお疲れさまでした。


ITラボの今後のセミナーはこちら↓

3/1.8(第1.第2火曜日)
『産前産後のトラブルに対する解剖学的な知識と、必要な評価と治療』
講師:山中錠一先生
妊産婦整体〜寄り添いのおうち〜ふうふや
定員:8名→残り1名

3/19-20(土日)
ヨガリトリート

講師:今村泰丈先生、出口恵理子先生、加藤慎吾先生
定員20名→残り9名

3/20(日)
エネルギーアプローチ

講師:今村泰丈先生
※「治療に必要な感覚を体現する」に参加された方

5-6月(木or金曜日の隔週)
ベテランに負けないタッチを磨くコースセミナー
~頭蓋・内臓を捉えるまで~(4回コース)

講師:ITラボ 渡部
※基本的には5年目までのセラピストを対象とします。
定員:12名

7/9-10(土日)
障害予防学と内臓調整
~自然治癒力を高める~

講師:富永康太先生、中村宜敬先生

11/5-6(土日)
TORAS Level2

講師:千葉道哉先生
※Level1を受講された方

申し込みはこちらに⬇︎
wbyt1212@gmail.com
【参加希望セミナー】と
①お名前②職種③経験年数④PCのアドレス
を記載の上、ご連絡下さい。


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